ルシールの夏 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
映画女優として人気急上昇中の従姉シャニの付き人としてルシールはクイーン・エリザベス号でエジプトに向かった。どうしてもエジプトに行きたかったのでわがままな従姉の酷使にも耐え、共演男優タレック・ホークの秘書役まで引き受けて航海の間もまめまめしく働いた。それなのにリオに寄港中、彼女がタレックとカーニバルを見物して戻ると、シャニが火のように怒り、くびにすると言い出した。
内容(「MARC」データベースより)
映画女優として人気急上昇中の従姉シャニの付き人として、ルシールはエジプトに向かった。ルシールは従姉の酷使に耐えていたが、共演男優とカーニバルを見物して戻るとシャニは怒り、くびにすると言い出した。79年刊の再刊。
しあわせな出会い (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
クレシダは父の死後も身勝手な継母と暮らしていた。父は彼女に何も遺さず、家や財産はすべて継母の支配下にある。家には彼女が生まれた時から働いている家政婦のモギーがいた。クレシダはモギーを継母のもとに残して出ていく気にはなれず、モギーが父の遺産を受け取れるまでは家にとどまる決意だった。ある日足をくじいて動けずにいたところを通りがかりの医師に助けられたクレシダはそのオランダ人医師オルドリックに思いを寄せるようになる。やがてモギーは父の遺産を受けられることになり、クレシダも老婦人の話し相手の仕事を得て家を出た。すべてはオルドリックのはからいとも知らずに…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニールズ,ベティ
英国西部の生まれ。2001年6月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ふられた花婿 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
看護婦として働いているセーラは、休暇で南フランスへ来ている。母に頼まれて、彼女の友人一家の面倒を見るべく同行したのだ。フランスに到着して以来、子供たちの世話はもちろんのこと、次から次へと用事を押しつけられて、ゆっくり休む暇もない。今日も、ひとり暮らしの隣人が長旅に出たので、彼女の鉢植に水をやるため、隣の留守宅へ来た。玄関を入ると、誰もいないはずの家に男物のシャツが落ちている!点々と散らばる服のあとをバスルームまでたどってきたセーラは、目の前のドアが開く音にぎょっとして顔を上げた。腰にタオルを巻いただけの、裸同然の男が立っているではないか。この男は何者なの?セーラは思わず彼の体に目を走らせていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
モーティマ,キャロル
秘書の教育を受けたが結婚し、1980年初めての子供をもうけた。英国生まれで、現在はマン島に住む。アン・メイザーの作品に傾倒して、同傾向の作品を書きはじめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
復讐は甘く (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
エミリーは愛情の薄い銀行家の家庭に育ち、二十歳を迎えた今、父親の銀行に勤める男性と結婚しようとしていた。婚約披露パーティの夜、彼女は自宅の温室で思いがけずルークと出会った。ルークは血のつながらない又従兄で、十歳の時に母親を亡くし、エミリーの家に引き取られたが、彼女の一家を露骨に憎んでいた。四年前、エミリーは彼に夢中になったが、すげなく拒絶されたのだった。彼女がルークと言い合っている時、温室に婚約者と姉が入ってきて、信じられない会話を交わした。なんとエミリーの婚約者は姉と恋仲だったのだ。「僕と付き合っていたことにして、婚約を解消すればいい」ルークは屈辱に震えるエミリーに解決策を持ちかけ、唇を寄せてきた。それが復讐の始まりだとも知らず、エミリーは彼のキスに応えていた。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ローレンス,キム
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日三キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が二人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
始まりはウエディング (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
友人のパーティーでハニーはグレアムと言い争っていた。以前からグレアムはしつこく結婚を迫り、愛してもいない彼と結婚する気のないハニーはうんざりしていた。いくら断ってもあきらめないグレアムは、そのときもまた…そこへ、ベン・クレアモントという男性が現れ、ハニーをさりげなくパーティー会場から連れ出してくれた。静かなバーでベンは彼女の話を親身になって聞き、最初は警戒していたハニーもいつしか彼との会話を楽しんでいた。翌朝、ベンから電話で食事に誘われたハニーは、グレアムとの問題を解決する“完璧な”方法を提案された。しかし、それは彼女にとっては信じられない方法だった。グレアムから逃れるために、ベンと形式だけの結婚をするなんて…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハミルトン,ダイアナ
イギリスの作家。夫との間に三人の子供がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
奇妙なハネムーン (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
シャーリーは左手の薬指にはめた指輪を光にかざした。あと八日で、わたしは愛するスペンスの花嫁になるんだわ。しあわせな気分で新居となるコテージのドアを開けると、ソファで抱きあうスペンスと美人秘書ウエンディの姿が!驚いてつめ寄るシャーリーに、彼は「僕を信じて」としか答えない。シャーリーはダイヤの指輪を惜しげもなく投げつけた。やがて婚約解消が小さな町に知れ渡り、いたたまれなくなった彼女は叔父の所有する山荘に向かった。ふられた花嫁の一人ぼっちのハネムーンなんかじゃないわ。寝苦しい夜から目覚めた時、シャーリーは信じられないものを見た。居間のカウチで眠るスペンス…なぜここに。
内容(「MARC」データベースより)
ソファで抱きあうスペンスと美人秘書の姿に、シャーリーは、ダイヤの指輪を投げつけた。婚約解消後、いたたまれなくなった彼女は叔父の所有する山荘に向かう。ところがその夜、居間にスペンスが眠っていて…。
セクシーな遺産 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
「伯母上はあなたにすべてを残されました」弁護士の言葉は、ジェシカにとって青天の霹靂だった。たしかに二カ月前、伯母と名乗る女性がいきなり訪ねてきた。でも、亡き母はいつも自分には身寄りは一人もいないと言っていた。しかも伯母という人はろくに話もせずに帰ってしまった。なのに私に遺産を?五十万ドルにノーフォークの島の数エーカー。それには奇妙な条件がついていた。島で最低一カ月は暮らすこと、居候しているミスター・スレイドをそのまま住まわせること。ミスター・スレイドっていったい何者なの?伯母の愛人?事情がわからないまま、仕方なくジェシカは島に向かった。ああ、ミスター・スレイドがこんなにセクシーな男性だったなんて。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
リー,ミランダ
オーストラリアの田舎町に生まれ育つ。全寮制の学校を出てクラシック音楽の勉強をしたのち、シドニーに移った。幸せな結婚をして三人の娘に恵まれたが、家にいて家事をこなす合間に小説を書き始める。現実にありそうな物語を、テンポのよいセクシーな描写で描くことを得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
銀幕のシンデレラ (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
キャサリンの夫トム・ウエストは、才気あふれる映画監督。ふたりが結婚して二年になるが、経験豊富で辛辣な自信家のトムがなぜ世間知らずの幼い自分を妻に選んだのか、キャサリンにはいまだにわからない。そんなとき、トムの新作映画にふとしたことからキャサリンが出演することになった。自分を試し、ふたりの関係を見直すチャンスと思ったキャサリンは主演女優がトムの昔の恋人であることに悩みながらも、演じる喜びを見いだしていくのだったが…。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アームストロング,リンゼイ
南アフリカ生まれ。現在はニュージーランド生まれの夫と五人の子供たちとともに、オーストラリアで暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
悪夢の終わりに (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
燃え盛る炎。煙が立ち込めて息もできない。「助けて!」入院中のニコラは、そんな恐ろしい夢に毎晩うなされていた。ある晩、家が突然炎に包まれ、たった一人の家族である父親は間一髪のところで娘を助け出し、自らは命を落としてしまったのだ。すべてのものが焼き尽くされ、ニコラは何もかも失った。あの火事の原因が、父の放火だなんて…。心に深い傷を負った彼女を心配して、父親の友人でもある医師が長い間音信不通だった彼女の叔母を捜し出してくれた。ところが病室に現れたのは、叔母の代理だという男性だった。「僕と一緒にアメリカへ行くんだ。義母は君を引き取りたがっている」贅沢な身なり、冷たく端整な顔立ち、そびえるような長身。ニコラは一瞬にして悟った。私はこの人から逃れられない。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィルソン,パトリシア
ずっとヨークシャーで暮らしていたが、子供たちが成長すると教職を辞して夫とともにスペインへ長い旅に出た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
偽りの結婚指輪 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおりて、ようやく家に逃げ帰った。夫のイーサンも、ハナのひどい格好を見て、顔色を変える。もともとハナは、弁護士であるイーサンの屋敷の子守りだった。子供たちの母親キャサリンは数年前に落馬事故で世を去っていて、愛情に飢えた子供たちが献身的なハナに心を開くのを見たイーサンが、わが子のために形だけの結婚を申しこんだのだ。彼の提案は、イーサンをひそかに恋していたハナにはショックだった。しかし子供たちのことを思い、ハナは結婚の同意書にサインをした。彼の気持ちは、亡き妻の思い出とともにあるんだわ。フランス語の勉強も、愛情のない結婚生活の中で自分を救うため…。だがこの事件以後、ハナを見るイーサンの目に変化が表れた。
内容(「MARC」データベースより)
夜間のフランス語のクラスから帰る途中、ハナはクラスの男に迫られ、走っている車から飛びおり、家に逃げ帰る。わが子のために形だけの結婚をした夫のイーサンだったが、この事件以来ハナを見るイーサンの目に変化が表れた…。